それは“誰もが楽しめる”ことを大切にしている温かい音楽です。
楽譜が読めなくても、
今はじめて楽器を持った人も、
小さな子どもも、障害を持った人も、
一緒に楽しもうとする仲間が集えば、
そこには優しい音楽の世界が広がります。
スウェーデンの民俗音楽では、
「間違った音なんて無いよ。みんなで弾けば全部和音!
気にしないで音を出してみようよ。音は多いほど楽しいからね」
とよく言います。
そこに、すべての人の日々が幸せであることを目指す
"スウェーデンらしさ"が感じられます。
スウェーデンの民俗音楽では、
「間違った音なんて無いよ。みんなで弾けば全部和音!
気にしないで音を出してみようよ。音は多いほど楽しいからね」
とよく言います。
そこに、すべての人の日々が幸せであることを目指す
"スウェーデンらしさ"が感じられます。
スウェーデンの旧50クローネ紙幣に描かれている伝統楽器“ニッケルハルパ”。
共鳴弦の響きに特徴があるこの楽器は、
鍵盤を押して弓で弾けば求める音が出るという、
誰もがすぐに美しい音を出して楽しむことができる楽器です。
一度聴いてみて下さい。
湖に吹く風のような、爽やかな深みのある音色です。
一度触ってみて下さい。
複雑に見えるけれど単純な構造で弾きやすい楽器です。
ニッケルハルパが日本に紹介されてほぼ20年がたちました。
ニッケルハルパと出会ってそのユニークな外観と美しい響きに
魅せられた方々は、ほんの数人から今や日本全国で100人近くまで
広がりました。
ニッケルハルパを通してスウェーデンや北欧の人々と知り合い、
その優しさや伝統・文化に触れここ日本においても
素敵な音楽が傍にある幸せを分かちあえることを嬉しく思います。
この楽しさの輪をご一緒に広げていきましょう。
ニッケルハルパとその音楽を楽しむ活動を積み重ねていくことによって、日本とスウェーデンの文化交流が広がり、友好関係が深まることを願ってやみません。
みなさまにもぜひご理解、ご協力いただきニッケルハルパの響きをさらに共鳴させていきましょう。
日本ニッケルハルパ協会
鎌倉さん、こんにちは。
日本ではじめてのニッケルハルパの協会を立ち上げられると伺いました。
スウェーデンの民族音楽にとって、
そして我々の国民的伝統楽器ニッケルハルパにとって大変喜ばしいことであると、
個人の立場から妻オーサと共にお祝いと尊敬の意を表します。
また同時に、ESI(エリック.サールストロム・インスティテュート)の創立者、理事としての立場から、
スウェーデンの民族音楽活動に関わる全ての人に成り代わってお祝いを申し上げたいと思います。
今後、ESI及びその他のスウェーデン民族音楽団体が、
みなさまとたくさんの交流を重ね、
その交流が実り多いものであることを心から願っております。
ニッケルハルパが、どんな国の人々をも惹きつける素晴らしい音色と、
楽器としての機能を持っていることは、
その実績が示すところであります。
また、その時々の主流になる音楽に適応できるので、
混沌とした時代においてさえも世代を越えて生き永らえていくことでしょう。
協会のご発展をお祈り申し上げます。
スウェーデン・ウップランド地方・イッルビーより
エスビヨン・ホグマルク